第1章:はじめに – なぜアプリを作れると強いのか?
1-1. コードが書けると何が変わる?
たとえばExcelを例に考えてみましょう。コードが書けない場合、使えるのは基本的に「Excelがあらかじめ用意してくれた機能」だけです。関数やフィルター、ピボットテーブルなど、誰でも使える汎用的な機能に限られています。
一方で、自分の業務に特化した機能や、面倒な作業を自動化する処理を実現したい場合、これらだけでは限界があります。
そこで力を発揮するのが「コード」です。マクロ(VBA)やPythonを使えば、既存のExcelに自分だけの機能を追加したり、複数の作業を一発で終わらせるツールを作ることができます。つまり、Excelをただのツールから「自分専用の業務アシスタント」に変えられるのです。
後程、具体的にどんなアプリを作れるのか?を説明します。
1-2. 文系・非エンジニアでも「業務自動化」はできる時代
本ブログの目的でもあるように、プログラミング未経験でもAIを用いて要件を明確に定義することで、容易にコードを自動生成し業務効率化を行うことができます。
もちろんプログラミングを勉強すること自体は非常に重要ですが、まずはコードがわからないけど、作れる動かせるという状態にたどり着き、AI活用の重要性を知っていただきたいと思います。
第2章:【Python】AI活用で作れるアプリ例
もし要望があれば詳細については別の記事で説明をしようと思いますが、まずはどんなことができるのかを把握してもらえれば十分です。
あとはこんなアプリにトライして欲しい等の要望もお待ちしております。
2-1. データ処理系
- ファイルを一括リネーム/整理
様々なデバイスを用いて写真を撮っていると、それぞれの命名規則に従って画像ファイルに名前が付きますが、それをまとめて例えばimage1.jpeg, image2.jpeg…等に一括設定できます。
もちろん条件を決めれば設定する名前なども自由自在です。
こういったものは様々な処理の前段で活用できる汎用的なプログラムです。
2-2. GUI付きアプリ系
- テストの自動回答アプリ
カメラやPCに映っているテスト問題を認識して、ChatGPTが自動で回答を送ってくれるアプリです。GUIをつけているので、アプリとして操作も簡単に行うことができます。
不正利用は厳禁ですがWEB上で受けるテストなんかとはおそらく相性がいいです。
たとえばこんな問題を読み込ませると、
このように答えを出してくれます。
第3章:【Excel】AI活用で作れる業務効率化例
3-1. データ整理&分析
- アンケートデータの自動集計
ある店舗にて300名からアンケート取得し、年齢別、性別別、来店日別で満足度をグラフ化するようなマクロ作成させると以下の通り。
あくまでこれは簡単な例ですが、毎日同じ集計や文書の作成をAI活用によるマクロ作成で業務効率化を行うことができます。
第4章:おわりに
実際にどう学ぶ?どこから始める?
上記に説明した内容は、どれもChatGPTをフル活用してコードの知識など殆ど使わずに作成したものです。つまり、あなたが初心者だとしてすぐにこのレベルのものは作成可能になるのです。
今後は、簡単な例をもとに実際にPythonでのアプリやエクセルでのマクロを作成する姿を細かく説明していこうと思います。皆様から要望をいただいたものについては、極力お題として取り上げたいと思いますので、ぜひ以下よりご連絡をお願いいたします。
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